心身症とカウンセリング
- Yuko Okada
- 10月2日
- 読了時間: 1分

仕事が忙しすぎる、職場の対人関係が難しいなど、精神的なストレスが続くと、何となく体調も優れないと感じることも多いと思います。食あたりでもないのにお腹の調子が悪い、休日になると激しい頭痛に襲われる、などの症状はないでしょうか。
身体的な病気のうち、精神的ストレスが症状の発生や悪化と関連しているものを心身症と言います。代表的な心身症には、過敏性腸症候群や片頭痛、緊張型頭痛、高血圧などがあります。
身体的な症状に対して薬などによる身体的な治療が行われますが、心身症では心理的ストレスが症状の悪化に関連するため、身体的治療だけでは完治するのが難しいことが特徴です。
そのため心身症を治すには、心療内科などで身体的治療を受けるとともに、カウンセリングを受けて心理的なストレスに対処することが効果的だと言われています。
カウンセリングでは、まず何がストレスになっているのかを見定め、ストレスの原因となっている状況をどうすれば変えられるのか、あるいは、自分自身の心のあり様を変えてストレスに強くなるにはどうするのかなどを、ご一緒に考えていきます。


